「コンパクトな中盤」の筈が、なぜか誤解し「過密状態の中盤」に。 
それがそのまま発展した形がワーワーなのかな? 


日本の場合はコンパクトじゃなくてもいいんだよ、過密のほうが理に適っている 
欧州のコンパクトは個人の受け持つゾーンを狭める効果を狙ってのものであくまでも個人が主体 
日本のワーワーは数で勝負する、つまり数的優位を局面で作ることに重きが置かれている。 


技術、フィジカルなどの足りない部分を 
すべて運動量だけで補おうとする気持ちが大切だよな 


<欧州のコンパクト> 

 ̄ ̄ ̄↑ ライン間の距離を短く保ったまま 
 ̄ ̄ ̄↓ 状況に応じて上がったり下がったり 
 ̄ ̄ ̄ 
<ワーワーのコンパクト> 
  
    ::。・  ボールのある所に密集 
ワーワー ・:・・ 


コンパクトなサッカーって普通は押し上げたDFラインと相手のDFラインの間が狭くなるから 
発生するんだけど、ワーワーサッカーは極度に突破力がなく、かつリスクを侵そうとしない味方の 
前線との間が狭くなるから起きる。 

言葉で表せばダブルバインド・葛藤・自己矛盾・自作自演ってところだろか。 

その証拠にあまり押し上げないジーコ体制になってからもボール奪取してDFがボール回しながら 
攻撃に転じるととたんに渋滞が起きる。ジーコJAPANはユルワーワー。


・コンパクトな陣形 
前線でボールをキープできるFWとライン統率の取れたDFが近付き成立 

・ワーワー陣形 
相手ゴールに背を向けるFWの下がりに比べ中盤たすけあいに参加するDFの下がりが遅いため成立 

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